餅はやっぱり餅屋? 〜なんでも屋だからこそ気をつけること〜
ケーブルテレビの工事の人がやってきて、電話使えるようにしたりとか追加分のチューナーやもっと早いルーターに取り替えたり・・・なはずでした。
が、どうやら工務店さんとケーブルさんとの間のコミュニケーションがうまくいってなかったようで、「○○が××だったために(詳細忘れた)今回は調査のみ」となり、午前中は調査や工務店への確認TEL、IT業界で言うところの「バグチェック」の立会いなどで丸々。
お互いの言い分、どちらもまぁ分かる。ケーブルさんは毎回来る担当が変わって引き継ぎが中途半端なので、その都度一から説明する工務店の職人が最初っからけんか腰。
(水道も電気も見よう見まねで手がける)業務の幅広さゆえの安さがウリの職人堅気(??どこかのホームページ屋みたい?)な工務店も「電気工事の専門家」から見ると、ろくに知りもしない素人が中途半端に手を出して・・・に映るのも納得は出来る。
とりあえず施主な私としては、うまいことなだめつつ「最終的にこうして欲しい」を伝えて今回はケーブルさんにどうにかしてもらうことで、収束した次第ですが、【なんでも屋的なホームページ屋】な私としては、色々思うところが。
複雑化し、専門領域が狭くなっているという点では建築・工事の世界はIT/Webとよく似ていて、その専門領域の狭さゆえ「王道」は各分野のプロ同士がチームで動くものとされる。デメリットはそのプロ達をしっかりと束ねる「ウデのあるディレクター」でないと泥沼化しやすい点と、単純に値段がかさむ点。
一方、ものすごいのを作るわけではなく、全体的な目線で物事をとらえワンストップで対応する「なんでも屋的な・・・」は安上がりで仕上がりのバランスはいいけど、ややもすると中途半端な感もなくはない。
【最低限ダサくないデザインと全体最適】をモットーとするなんでも屋的なウチも、基本的にはホームページもチラシも動画もオフィス文書も・・・とやってしまう。ただ、「ここまでは自分でも可能だが、ここから先は専門業者におまかせしよう」というラインをキッチリ作って守らないと、お客様に迷惑かかってしまうんだなぁと。
あとは今回の一件で明らかになったのは「ゴール設定のレベル感」がなんでも屋と専門業者間で違うんだなぁと。
で、なんでも屋的には、そこまでキッチリやるかどうかは効率とコストの問題もあるけど「プロが考える合格点」がどの辺か?というのは知っておいた方がいいなということだったり。
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Jimdoを使ったホームページ制作業を埼玉でやってます、スモールスタートの山崎です。4/14に「ちょっとしたグラフィックパーツ作り」のワークショップやります♪( ´▽`)
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