展示会で見たなかで印象に残ったブースととっさに書き殴ったメモ
さいたまスーパーアリーナがチャリ圏内ということで、ふらーっと。実を言うと今日はムスコ/ムスメの先生がウチにやってくる家庭訪問の日。さすがに一家揃って先生のお話聞くのもなぁなどと考えていた折、そういえば今日展示会やってたなと。
ということで「さいしんビジネスフェア2017」へ。SSAの半分使ってぎっしりと出展ブースが入ってるということで銀行主催の展示会にしては結構大規模にやっている模様。とはいえ主役は銀行なので、ど真ん中の銀行ブース以外は大体1コマ2コマくらいで、カネにものをいわせて・・・って感じではなく、小さいスペースを工夫してあれこれやっていました。
で、近々展示会出展準備系のセミナーをやる予定な私、今日は営業よりもむしろ調査やネタ探しな目的で、心の中で各社のブースにツッコミを入れつつ回ってました。賑わっているところや、その一方で「この人達は何のために出展しているんだろう?」と首をかしげてしまうようなところも。
そんな中個人的にグッときたのがとあるせんべいメーカー。凝った装飾はなく、むしろ「しょぼい」部類ではあるんですが、しっかりと人が集まっているんです。
まぁ、試食できるからというのももちろんあるんでしょうけど、立体的に見せることで通りすがりでも「せんべいだ」と分かる陳列、そして流れるような試食への誘導、さらには「マスコミ掲載されました!」な自作+ラミネートのA4ポスター。
そのとなりにはおそらく今回の展示会で一番期待を込めていたであろう
こんなカタチの手焼きせんべい作りたい
そんな貴社のご要望にお応えいたします!作り込み商品コーナー
と、シンプルに黒文字のみを自作+ラミネートしたA4ポスターとそのせんべいのサンプル、チラシがありまして。
「・・・これこそローコストで成果に繋ぐ、中小零細企業の展示会の使い方だ」と妙に感動したわけです。
まずは残そうと写真を撮り(ブログでは一応ぼかしてますが)、メモアプリを立ち上げだーっと。紙ではなくタブレットでしたがまさに書き殴るかのように。
・何を扱う会社か?
・どんな人のどんなニーズに応えているのか?
・今回何が目的で展示会に望んでいるのか?
・立体的な装飾
・商談・営業トークの汎用化・見える化
とメモをしていました。
その理屈でいうと、残念なパネル(デザイン云々よりもまず何屋か?がわからない)や残念な展示の仕方(机にチラシを載せているだけ)、残念なオペレーション(その会社の人間かどうかが一発で分からない、イスに座ってボーッとしているなど)なところの方がなんだかんだ多いなとも。
もちろん展示会慣れしていて「ここ上手いな、慣れてるな」って感じる会社さんもいましたが、世の中ってまだまだ工夫し尽くされてないなと。そしてそれってビジネスチャンスだよな、なんて。