凝った名刺 vs シンプルな名刺

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今日は午後にこどもたちと公園で野球やったくらいであとはネットでの調べ物やコミュニケーションメインな1日。

そういえば昨晩名刺作りました。こんな感じのです。色が変わって余計に地味になった気が。ただ渡す本人が地味なのに名刺だけ一生懸命なのもね・・・。

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ちなみに一番上の写真、開業時の私の名刺でして。サイトにチャットシステムを導入!などと新しめなことをやっていたので住所・メールアドレス無しという構成だったんですね。裏も気合い入ってます。

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2代目はこちら。チャット経由での問合せがあまりにもなく(笑)、住所・メアドを載せねば、というのと表面に写真の方がいいだろうというところ。あとは初代の肩書き「案内人」があまりにも伝わらないということで・・・。

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3代目。「コンボ営業」なる言葉を見つけ、ソッチ推しで行くぞということで。

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で、4代目。これに関しては商工会巡りに合わせて分かりやすく「ローコスト」推しに切り替えるタイミングで変更したものだった気が。

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・・・で、今回の名刺にいたる訳なんですが、3代目から写真掲載を辞めました。よく世間で言われるのは「顔も覚えてもらえるので載せましょう」的な話。

最初の頃はやっぱりセルフブランディングがどうしたのこうしたの・・・という理屈に納得していた部分もありそうしていたんですが、それと引き合い・売上との関係性について「ま、別だよね」と思うようになったあたりからは、【名刺を渡すとき】のわかりやすさやインパクト重視に切り変わったといいますか。

要は「何をやっている山崎」で、お客様に「何のメリットがあるか?」が伝わっていればOKという風に変化したのかなと。その意味ではむしろ写真は邪魔というか・・・。

で、今回の裏側でいうと「色々できる」ことを伝えつつ、一方「単なる色々できるヤツ」でもないところを表現した感じに。あとは徐々にですが【イロモノ感】を消していかないとなぁ、なんていうのを思って、デザインに反映させてます。あとは、音符マークのエンボスを入れるようにしているんですが(ローコストに・・・の話をするとき用のネタ作りとして)、その十分な余白を取った感じです。

 

約1年半の期間に4回もモデルチェンジした名刺ですが、その回数の多さについては自分の中であまり違和感を感じていません。考え方や外部環境の変化が多い開業期にずっと同じモノを(使い切ってから・・・な理由で)使い続ける方がおかしいと思いますし、名刺交換しながらもどかしくなると思うんですよね、たぶん。

 

世間には「名刺デザイナー」とか「名刺コンサルタント」とかいらっしゃいますが、その手の方々の場合は2つ折り3つ折りとかでセールスツール化するというか、しっかりと詰め込む感じで設計・制作をするんでしょうけど・・・。創業間もないときには「心変わり」が大なり小なりあると思うので、あまり作り込むと後々無駄になることが多いかもしれませんね、なんてのを経験談から。

あともらう側目線になた時に、名刺交換の度にガッツリ説明されるのも面倒じゃないですか?

一応私も営業品目に「名刺作成」を載せている身なので自分なりのスタンスをいうと、名刺交換時にせいぜい話すことって・・・

「しかけづくりの山崎と申します・・・」「頂戴いたします」くらいで、その場でせいぜい付け加えるならば「ええ、販促全般のお手伝いをしてまして・・・」という【何屋なのか?】部分くらいまでだと思うんです。

あとはある程度話している間の説明用で裏を見ていただきつつちょこっと説明を入れるくらいでしょうか。・・・なので今はもっぱら「シンプル派」ですね。

ただ、社名・名前・連絡先だけではもったいないと思うのは名刺の専門家達と一緒で、あとはどうやってインパクトとわかりやすさ重視で伝えるか?については、ただ作るだけではなくしっかりと設計しないといけないですよねぇ、なんて思ってます。