「売り方」の選択肢

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本日は家でダラダラモード。Kindle Unlimitedで『フリテンくん』だの「極道もののマンガ」だの昭和なオッサン御用達な漫画を読みふける、実に生産性のない1日でした。

Kindle Unlimitedにこれらのしぶーい漫画が色々読み放題になっている事を知ってからは、たまーに読みふけったりしているわけなんですが、確かに普通にお金払って買って読むほどのモノでもなく、売り方が変わったからこそのお話なんですよね。

ちなみにそういった類のものがここ最近増えてますよね。noteとかオンラインサロンとか、Creemaのような手工芸のマーケットプレイスとか、日本ではまだこれからなんでしょうけどAirbnbUberもそうですし・・・。あらゆる分野で購入やお試しのハードルが下がってきています。

 

一方「売る側」もその手のサービスが増えてきたことで、様子が変わってきています。

フリー作家さんにとってのKindle Unlimited以外にも、メジャーレーベルと契約をしていないミュージシャンにとってのiTunes Store、本を出版するのではなく情報を売るスタンスにしてフットワーク軽く自分のノウハウをお金に換えたい人にとってのnoteなど、【出版社・レコード会社・各種マネジメント会社】などを経由しないWebサービスを軸にした売り方の幅が拡がってきている世の中になってます。

ここ数年で一気にインフラ的なモノが整いだしてきましたよね。もちろんインフラだけあっても利用者がいなければ意味が無く、多くのそっち系Webサービスも集客等がうまくいかず撤退するケースも多いですが、でもジワジワと浸透しはじめているのかなぁと希望的観測をしつつ。

※かつて「ネット通販」の仕組みが徐々に一般化し、メーカーが直売できるようになって中抜きがどうしたの・・・といった話と同じようなことが、「モノ以外」の分野にも拡がったとも言えるかな?

 

メーカー直売のECでいうと、早い段階から本腰入れて丸投げすることなくしっかり勉強・投資・模索して結果を出しているところと、それ以外のパッとしないところとで雲泥の差になっているのと同様、「コンテンツ・サービス」の世界でもあと数年したら明確な差が出てくるんだろうなぁと。

 

自分も「コンテンツ・サービス」を提供する側の1人として、この新しい売り方の流れにしっかりとしがみついていないとなぁと思う次第です。