お客様のTPOにサービスを合わせていく

f:id:smallstart:20170201224935p:plain埼玉でホームページ制作やってます、スモールスタートの山崎です。
いきなり余談ですが一人暮らしをしていた頃、【電子レンジで○○が作れる!】的なグッズにハマってました。パスタをゆでるヤツとか、お餅を焼く時の台みたいなのとか、ご飯を炊くのとか。アノ手のグッズは本当に便利で、特にパスタをゆでるヤツに至っては、とりあえずハラが減っていて・調理が面倒で・給料日前で家にある食材がパスタ麺くらいしかないなどというときに重宝したものです。

そのときの気持ちは「お値段それなりだけどおいしいもの」よりも断然「味はともかく安い早い」方が先なんですよね。

なんでそんなひもじかった頃の話を思い出したのかというと、「欲しいもの」なんてその時々でいくらでも変わるんだなぁと、前回お話しして今日もあれこれ準備を進めていた【自前主義の方向け講座】の中身を考えている時に思ったものでして・・・。

基本的にどの業種の人達も、「自分の専門分野以外のこと」をするのって面倒だと思うんです(特に横文字が多かったり新たに覚えなければいけないことが多かったりすると)。

自分もホームページ制作とか販促周りの本業務以外の諸々となるとやっぱりなかなかねぇ。正直言うと確定申告面倒ですし、やった方がいいとよくいわれる「資金繰り表の作成/チェック」などやってないですし・・・(以下略)。まぁ、大なり小なりそういった部分はあると思うんです。

だからこそ、サービスを提供する側は「お客様は極力ラクして○○したがっている」事を念頭においてサービス設計しないと、需要と供給がズレてしまうんですよね。

例えば野外イベントとかでとにかく寒くて体が冷えてどうにかしたい。そんな時は「ここから徒歩20分のところにある名店」よりも「たまたまタイミング良く移動式のコーヒーショップがあって・・・」の方が断然いいし、そっちでコーヒー買いますよね。

ホームページを自作しようと考えている人につくり方をお教えする場合も、同じように「自作にしたい(せざるを得ない)理由」に対して「だったらコレでしょ!」な感じの提案をしていかないとだよなぁと。

つい教える側になるとあれもこれもと盛りだくさんになってしまうんですよね・・・。ただやっぱり「最高」や「王道」ではなく、「最適」を提供する方が商売をする上で喜ばれると思うんです。