提案書のフォーマット、作りました

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といってもどこにでもあるような提案書・企画書のテンプレート/サンプルかもしれませんが。とはいえそれなりに工夫どころは盛り込んでいますよ。社内・社外共に使えるイメージです。

 

まずは丸数字を入れた点で、この順番で話をすると自然な流れでかつロジカルっぽい感じになるんです。試してみましょうか。

 

(1)御社の○○を××する方法について考えたんで、少しお話していいですか?

(2)ざっくり言うと、【概要】な感じです

(3)今回よかったら【お願い】をご検討いただけたらと思いまして・・・

 

※もう少しお話して大丈夫ですか?

 

(4)というのも、先日お話お伺いした感じだと【現状】だったり、あと世の中見渡すと【背景】なところが多いと思うんですよね。

(5)で、やっぱり最終的には【効果・見込み像】にしていきたいじゃないですか

(6)そこで【目的・内容】。こうすることで【効果・見込み像】に繋げることができるというご提案なんです。

 

※実際のところどうなの?予算とかは?などの話になったところで

 

(7)【実施のイメージ】をつかんででいただくために、仮で大まかな予算とスケジュールを作ってます。こんな感じです。

(8)ただ、現状このイメージで進めて行くにあたっては【実施に際しての問題点・課題・タスク】を考えたり調整したりが必要になってきます。

(9)似たような事例や参考になりそうなサイトのURLなど載せておきましたので、必要ならばご参照いただけたらと思います

 

(シメ)ということで、【2.概要】なご提案なんですが、【3.お願い】いただけますでしょうか?ご不明な点や何かいたらない点などございましたら・・・

 

・・・と、口頭でのプレゼンを軸にして説明しやすく、読み返しやすいフォーマットにした感じでございます。「単純な見映え重視」や「作ることが目的」みたいな提案書に対するアンチテーゼといいますか。

 

あと工夫どころとしては(3)のお願い部分を提案書内に盛り込んだところです。よく「提案書が一人歩きする・・・」といわれるように、見せて話して即OKではないと思います。

特に担当者と決裁者が違う時とかがまさにそうなんですが、しっかりと担当者が決裁者に正確にプレゼンしてくださることは少なく、実際のところせいぜい「こんな提案来ましたよ」といって渡すくらいなのかな?と。

そんな時に少なくとも「提案書を見て、いいなと思ったらどうしたらいいのか」という【お願い】の部分を書いていない提案書が、「提案書 サンプル」で検索したときに出てきた提案書を見ていても多いよなと。

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提案しているのと同じ紙に、どうしてほしいのかを書いておくのって結構重要だと思うんです。その辺を盛り込みました。

 

過去にも企画書のフォーマットは何度か作ったことはあるんですが、こういうのも何回かやると洗練されてくるものですね、などと自画自賛してみたり。

で、コレを使ってドンドン仕事を作っていくようにしていきたいなと思います。

 

ということで、つかえそうなら下のリンクからダウンロードしてみてください。

ダウンロード - しかけづくり