シンプルに伝える難しさ

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本日はIllustrator教室の体験講座をやって、その後埼玉スタジアム近くのカインズホームへ。大型店舗だとDIYの工房っぽいスペースがあって、3Dプリンタだのレーザーカッターだのが置いてあるという情報を昨日知り、とりあえず見に行こうと。

CAINZ工房 | カインズ DIY style | カインズ

何かいい感じのものを作って、「ミンネ」「Creema」辺りで販売して・・・という妄想も実はありまして、100均・ホームセンターをよく物色したりするんですが、パソコンは触れるものの工具の類に関してはなんか色々あってよく分からないんです。

そんなこんなで中々妄想の域を出ることなく何年も経っているんですが、Illustrator使い的にはレーザーカッターで思い通りの形が作れるのは魅力的だなと(とても個人で買うレベルの額ではないので時間貸しできるといいよね!)。

ちなみに一瞬ぐらっときたこの求人、週5はさすがに・・・。でも【仕事を通じて未経験だったけどできるようになる】方法で、今までにPhotoshop / Illustrator / Dreamweaver / 動画編集 / PCでの音楽制作などを覚えてきた私としては中々に魅力的な案件だったりします。

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・・・と1日の中で「全くの初心者に教える側」と「全くの初心者側」の両極端を味わったんですが、そんな中感じたのは【初心者が一度に学べることはそんなに多くない】のと【シンプルに伝えるのって難しい】こと。

たぶん今の私が様々な工具の使い方の説明を聞いても、しっかり覚えていられるのって1コか2コくらいしかないだろうなと。

 

で、逆に教える側の目線でいうと、その1コや2コ「だけ」を説明するわけにもいかない。そしてどの項目が初心者にとっての重要な1コになるのか?も簡単に把握できない。

なので色々話をしつつ反応を見て・・・と探りを入れながら進行する【(教え方の)芸風】な私、今日ふと思ったのは、「でもやっぱり勇気を出して1コ2コ・・・多くても4コくらいに絞って話した方が、受講者側にとっていいのかな?」ということ。

セミナー講師業の人達を傍目で眺めていても、網羅的に教える芸風の人と、思いっきりピンポイントなテーマで話す芸風の人、それぞれいらっしゃいますが、ピンポイントな人の方が確かに打ち出しとか分かりやすいですし、売れやすい(笑)。

正直今まではその手の人達をイロモノ扱いしていましたが、ひょっとしてそっちの方がいいのかも?と振り返るいいキッカケになりました。

 

・・・もちろんこのブログ書いているタイミングで答えが出るような話ではないんですが、ちょっと試してみる価値はありそうかなと。