決まったワクからはみ出すちょっとした一手間の積み重ね
もう4日前になるんですが、ヨメとスーパーに行ったときのパン屋さんの求人案内が凄く心に残っていて、一昨日のセミナーの中でもこの話しをしたりなど、けっこうこのネタを引っ張っている感が自分でもありまして。
子供のスイミング送迎の合間に例によってドトールで、9/6にやる展示会セミナーの構成を考えつつ、何が引っかかっているのかな?と、あれこれ考えていたんです。
キャッチコピーがたまらないのは確かにそうなんですが今回はソッチの話ではなく、(本来目的は「告知」ですから、紙を貼るだけで十分なところを)おそらく100均あたりで買ってきた各種小物をちりばめたコレのインパクトってなんだろう?ってところを。
キャッチコピーに合わせて「女子力の高さ」を表現したのかな?とは思いますが、【本来貼られるだけのモノが、オブジェっぽく置かれている】ことによる効果ってあるのかなと感じました。
店頭POPとかも四角い紙の中だけで表現するよりも、吹き出しとか多少でも切って貼ってなどの一手間を加えて立体的にすると、より目立つし効果的ですし。
※その理屈でデジタルサイネージを見ると、たしかにさみしい感じもしますよね。その分うまくやってるところは光や音など別の切り口で目立たせていますね、ちなみに。
自分が名刺を角丸くんで加工しているのも、(そんなしっかりと理論立てて考えていませんが)なんとなく「形を変えれば目立つだろ」「少し高級感出るし・・・」「で、このちょっとした手間の積み重ねこそが【しかけ】なんですっていう話のネタとして・・・」的な無意識な計算をしていたのかも・・・。
で、そんなところから色々と考えが拡がっていって、「ありきたりなワクを崩す・はみ出すことでインパクトを出していく」手法って、コスパ高いよなとも。時間もコストも微々たるものですし。
ホントに小さなことだと思うんですよ。ただその積み重ねがジワジワと効いてくるのかなと思うんです。トイレやレジ前になにか置いてみるとか、無機質な画面の周りをノリでデコったりとか、完全BtoBな会社の玄関にあえてのブラックボードとか・・・。
その観点でiPadのカメラロールに入っている「つい撮ってしまった写真」を見返すと、やっぱり販促って工夫や手間の積み重ねなんだなぁと改めて思うわけです。
・・・と共に、こういう写真は直感に任せて色々撮っておくものだなぁとも。