「車輪の再発明」と素材集を使ったデザイン
今日は昨日に引き続き某商工会さまの会員募集チラシ(の表側3パターン)を作る日。ひとまず完成です(まだ仮なのでぼかしてます)。
作っていて思ったのは、ホント素材集様々だわと。1つ1つパーツを作ったり写真撮ったりするところからはじめたらたぶん3倍以上時間かかるだろうし・・・(あと予算も跳ね上がりますよね)。
そもそもこのチラシの場合、一番の目的は「カッコいいもの・凄い物を作る」のではなく「会員獲得」なのでね。情報を見やすく・分かりやすくな部分はもちろんキッチリやるところなのですが、そこ以外においては「ダサい・ひどい・味気ない」から脱却していればいいのかなと。既に結構なクオリティーでパーツがあるならばソレを利用しない手はない。
っていうのを一言で言い表した言葉があったような・・・と思いだそうとするも浮かばなかったので検索。これこれ。
これは「広く受け入れられ確立されている技術や解決法を知らずに(または意図的に無視して)、同様のものを再び一から作ること」って意味で、よくSEやプログラマが使うことばなんですが、まあ確かにそうなんですよね。
ホームページ制作でWordpressやJimdoを使っている時点で「再発明をしていない」訳ですが、「本当に新しい物を作ろう!」という時以外は使っちゃいますしね。でもそれでいいんじゃないかなと。
WordpressやJimdoがあるおかげで「よし、ならば試しにやってみるか」と動き出す人も実際いらっしゃいますし、世の中の便利な諸々もきっとなんらかの「車輪」を利用してコストを下げて本来こだわるべきところにリソースを集中させているんでしょうし。
「完全オリジナルこそが正義!」な人もいるとは思いますが、もちろんいろんな考え方はあるということでいいのかなと。
そういえば音楽制作の世界も「打ち込みは邪道」「ループや素材集使うのは邪道」みたいな考え方ってありますね・・・。