補正はマナー!?

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昨日ブログ書いた後、結局何時間かアレンジ作業やりまして、で本日も引き続きアレンジ。子供とカミさんはポケモンの映画に行ったので(送迎はしたけど)結構集中してやれてます。

進捗としては録音され送られてきたボーカル・コーラス・ギターのデータを貼り付けて、全体のバランスを取って・・・な最終段階なんですが、ドラムの音色とフレーズを変えて、送られてきた某データのピッチとかリズムのズレとかを修正して・・・と、どっちかというと「最終段階の手前でやっておく地味な作業系」をメインに。

オリジナル曲のアレンジをやるようになった最初の頃はスキルも機材も貧弱で、自分なりの合格点が今より低かったので、もらったデータをそのまま貼り付けてバランス整えておしまいだったんですが、2〜3年前頃からこの作業もやるようになってきました。

この手の作業って、やらないならやらないで済ませることもできるんですが、一度やり出すとあれこれ気になってしまうんですよね。まさに(カラーバランスの調整とか)デザインの仕事や(女性でいうところの)お化粧、(近頃の若い娘がやってる)目をデカくし過ぎて原形とどめていないプリクラとかとおんなじ。やらないと本人が恥ずかしいと思うようになってくるんです、不思議なもので。

誰のため何のためではなく、映像に載せてYouTubeに公開するんだし、このまま出してしまうのはねぇ・・・っていう考え方。「スッピンで外歩けない」みたいなイメージですよね。一度やっちゃうともはや補正することが「マナー」になってしまうというか。

※ちなみに他のメンバーのデータだけでなく、私が担当するキーボードの部分ももちろん弾いたそのままではなくリズムとかいじってますし、弾けないフレーズは躊躇なく一音一音貼り付けてます。

とはいえ「本物の自分の音で勝負すべき」って考えもそれなりに分かりますよ。20代の頃にやってたバンドでレコーディングするときとかは基本一発録りでしたし、せいぜいいじるとしても数テイク録ってよかったものをコピペするくらいでしたし。

ももう「やらずに完成としてしまう勇気」はないかなぁ。一応自分はプレイヤーでもあるので原形とどめないほどの大改造はしたくはないという意識があるし、実際この作業って面倒なのでササッと済ませたいけど、せめて【ナチュラルメイク】程度には作っておかないとね、なんて思うわけです。

と、ここでちょっと気になって調べたら、こんなのが。No.4の回答が個人的にはなんかしっくり。

それから友達に聞いた話では「一度化粧を始めてしまうと、その顔に自分自身が慣れてしまって、化粧を落とした顔があまりにも妙で化粧せずに外出できない!」ということもあるみたいです。お化粧は顔色をよく見せますし、目鼻立ちもくっきりとするので素顔の顔色の悪さやぼやけた印象を引き立たせるのかもしれません。化粧を毎日すればするほど上手にできるようにもなるでしょうし。

ですから、一度化粧を始めると二度と後には引き返せないのために化粧をし続けなくてはならず、それを多くの女の人が実践しているので、若い女の子もやがて化粧を始めるようになり、そして彼女達もやめられなくなって・・・・というループが存在しているのかも。

いきすぎると、納得がいかなくなって外に出れなくなったり整形に走ったり、音楽の話に戻すと「XJapanの新アルバム」みたいに今年出すといって何年経ってもできない・・・とかになってしまうのかなぁ?なんて。

あ、Xの場合はその辺含めての「芸」なのか・・・。