リニューアルって、ある意味情報の整理だよなと

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ということで、現在某サイトのリニューアル中でして。今まさに「過去のイベント報告」部分をコピペして整えて・・・なところです。

作業をしながら思うのは、担当者が持ち回りで(イベント報告のトーンが年度で違う)作業をしていて、歴代の担当者が分からないながらも苦労して慣れないホームページの更新をやってきたんだなぁと。

で、「先輩」も分からないなりにやっていたんで、教えたくても何をどう教えたら・・・な状態になって、で結局引き継ぎもきっと抽象的な感じで「・・・あとはよろしく!」で代々やっていたんだろうな、なんてのがホント見えてくるもんですね。

※でもこの状態ってある意味上出来で、結局なんだかんだでほったらかしになってしまっているサイトの方が多いのかもなぁとも思います。

確かに前職でのサイト管理もそんなノリだったし(引き継ぎはWordpressのID/Passを教えてもらうだけだったし)、Accessで作られた業務DBもまた然りで、マニュアルもなくドーンと渡されて途方に暮れたよなぁ(Filemakerならある程度できるんですけど、当時Accessは触ったことなくて・・・仕方ないから参考書買って、DBの中身を調べてどんな作りになっているか確認して、「ココとアソコ直して」という注文に文句タラタラ言いながら応えて・・・ってやってました)。

このいい感じに散らかってる状況下でお請けするリニューアルって、「売れる儲ける集客する」のベクトルというよりも、「更新しやすくまとめる・整理する・見やすくする」方に軸足を置いて、シンプルに作り、(できることなら)更新・引き継ぎのフォローをしていくのがいいんだなぁと改めて思いましたね。

そしてそうしたニーズって(特に何らかの団体やグループ、協会系、またはジョブローテーションの激しい会社とかに)多いだろうなとも。

(今回の案件云々ではないですが、一般的に)自作で頑張って作ったサイトや販促物、業務システムとかって、「そこそこパソコンに詳しい(と見なされた)人」がとりあえず見よう見まねで作る(作らされる)ケースが多いと思います。

元々私も行く先々の企業内でまさにその「なんか色々できるヤツ」として本来業務の合間にあれこれと作っていたので、とても共感できるんですが、やっぱりレベルの低さは否めないんですよね。

頑張れるところまではなんとか自社内で・・・な気持ちも分かります。しかし社内の「なんか色々できるヤツ」が実際のところどれほどのスキルや知識があって・・・というのは上司や経営者には判断つきません(だから社内内製担当者のスキルアップを謳っても響かない事に最近気付きました)。

ただその見込みの甘さが故に色々停滞してしまっている事って世の中見渡して多い気がするんですよね・・・。

この辺、ウチが絡むことでなんとかできないものだろうか?とここ最近考えているんです。その答えの1つとして「ごちゃごちゃを整理する」機能があるのかなとも。