作る度に文言が変わる名刺

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ここ最近商工会回りでブンブン名刺撒いていたのでね・・・100枚あった名刺があと3枚!あとはストック用の名刺箱(ウチのバンドのオリジナルグッズなんです)の中に予備が数枚だけしか残ってない状況ということで、名刺のデータ作成・発注してました。

 

※今回は「しかけづくり」側の名刺です。
ちなみに各ブランドとやってる仕事の違いはこんな感じです

【スモールスタート】:ホームページ・チラシ等制作、出張によるコンテンツ制作

【しかけづくり】:コンサル・講師・(商工会専門家)、その他の様々な仕事

 

追加発注ボタンでサクッと・・・でもいいんでしょうけど、まだデザインや中の文言に関して安定していない状況が続いてまして、都度都度修正を加えたり場合によってはリセットして0から作り直したりしています。

今回はキャッチコピーやロゴ部分のバランスを調整し、裏面に関しては新たな打ち出しとして、「近未来系ビジネスのサポート」を謳ってみようと名刺に盛り込んでみました。

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今までこの「近未来」ということばが浮かぶまでは、「前代未聞の」とか「先駆者」とか「得体の知れない」とか・・・それこそどのようなことばで「今までにない職種や商品・サービス、新規事業」を一言で表現するか? と結構悩んでいたんです。

今回名刺の文言を考えるにあたって殴り書きのメモを見返していた時に「未来」が小さく載っていたのを見つけまして。メモをしていた時はほぼスルーでしたが、何かが今になって引っかかったんでしょうね。

多分「未来」だけだと技術ベンチャー感が凄くて、スキマ産業的な「ほほう、これをビジネスにしますか!」というニーズや自己資源を深掘りすることで生まれるビジネスや、アイデア一発の斬新さ勝負なビジネスが「未来」の中に収まらない気がしたんだろうなと。

そこで「近未来」、さらにちょっとぼかしを入れるため後ろに「〜系」をつけて、そうした「なんか新しい事をやってる人達」の新しさ故に伝わらないという課題に対するお手伝いをしようと。

・・・自分自身「ことば探し」で苦しんでますからね。ある意味ウチも「近未来系ビジネス」の端くれですし。

で、実は前職・前々職時代にこの手の「近未来系」な方の「売り方・打ち出し方」に関する漠然とした相談を受けることがよくよく考えたら多かったかも、というのを思い出しまして。

「珍しいことをやってるお客さん」という【点】から、「近未来系ビジネス」というひとくくりにできることばを通じて【線】に変わった・・・なんて話でしょうか、ベタではありますが。

デューク大学の研究者であるキャシー・デビッドソン氏が、2011年8月のニューヨークタイムズ紙インタビューで語った言葉「2011年度にアメリカの小学校に入学した子どもたちの65%は、大学卒業時に今は存在していない職業に就くだろう」が色々なところでいいように解釈されて、それっぽい話を目耳にしたことがあるかもしれません(多分「YouTuber」「プロゲーマー」あたりを引き合いに出してるのかな?)。

キャシー・デビッドソン - Google 検索

で、実際そのような世の中になると仮定した時に、起こりうるであろう問題の1つが「売りづらさ・伝えづらさ」なのかなと。そこを「しかけづくり」はどうにかするお手伝いをしたいと。

 

・・・なんていう思いを名刺裏面、下の方に盛り込んで発注しました。今週中には届くはずなので、そこからまた例によって「角丸くんPro」や「100均のエンボッサー」で加工して・・・となるわけですね。