たくましく生業(なりわい)を続ける
本日午前はホームページリニューアルの打合せ、で帰宅後デスクワークなんて1日。途中ふとこの本の背表紙が目に付き読みふけるなど、のどかと言えばのどかな日でもありました。
江戸時代の庶民が生業としていた様々な商売を紹介するページがあって、今はもうない珍しい職業があったり、「これが商売になるんだ!」みたいな驚きがあったりして、いつだったか立ち読みした時にグッとくるものがあって衝動買いした本です。
読むたびにいろんな発見がある不思議な本なんですが、今回は「政治や天災などがある中で、それでも適応し生き抜くために新しい仕事を考えつきフットワーク軽く動いていた昔の人々」の側面が、妙に印象に残りまして。
季節によって売るものを変えたり、吉原など人の集まるところに出向いてちょっとした食べ物を売ったり・・・当時はクルマがなく、行商に対する規制とかはないでしょうから、様々な行商人が江戸の町を大声張り上げ歩き回ってたんだろうなぁ、とか。あとは(いろいろ大変な部分とかあるんでしょうけど)なんか楽しそうな印象があるんですよね。
どうなるか分からない乱世になるかもしれないこれからの世の中を、この江戸の庶民のような「楽しさとたくましさ」を参考に、【今までにない職業】を作ったり、そうした方たちの「今までにないが故にどうして良いか分からない」のをサポートしたりできたらなぁなんて思うんです。
※・・・余談ですが、面白いサイト見つけました。