「絶対的な正解や正義はない」なんてのをキン肉マンから学ぶ

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今日はだらーんとした1日。実は続編がWeb上で続いていたキン肉マンを読んだり、

キン肉マン 第208話 慈悲を纏った悪魔!の巻 - ゆでたまご - 週刊プレイボーイ web comic-スポーツ - Yahoo!ブックストア|電子書籍サイト

最近気付いたのでその前はどんなお話だったのかが気になりネットであれこれ探していたらあらすじを教えてくれるブログを発見して見ていたりとかしてました。

話は変わり、昨晩経済産業省の若手官僚(次官・若手プロジェクト)による65ページからなるパワポの資料「不安な個人、立ちすくむ国家~モデル無き時代をどう前向きに生き抜くか~」を読んで、私自身は「よくぞ組織に染まりきらずに資料をまとめ、表に出したなぁ」と感心し、その現状を憂う若手官僚の思いに心打たれていたりしていました。(各論はそりゃあいろいろあるでしょうけど)総論として「ヤバい」というのを正面切って公開し、なんとかしたいと立ち上がった若者たちというこの部分がこう、日本って捨てたもんじゃないよねと。

でも、実際この資料ってけっこう賛否両論なんですよね(物議を醸してあーだこーだ言い合うことで自然と拡散されていくところまでが彼らの狙いでしょうけど)。ヤフコメ(Yahoo!ニュースのコメント欄)や各種SNSのタイムラインにも、「良かった」とか「作為的なモノを感じて・・・」とかあとは若干それズレてません?って感じの話とか・・・。

楽観的/悲観的、右より/左より、保守/革新などなど・・・様々な方がいて正にあーだこーだとやってます。・・・なんて時に「あ、そういえばキン肉マンまだ見てなかった」と思い出しまして。

ちなみに今回のキン肉マンは完璧超人始祖編の最終回でして、「悪魔将軍がビッグ・ザ・武道を倒し・・・(上にリンク張っているので見ていただきたい)」な所ですが、昔のジャンプ掲載時のそれとは違い、今はプレイボーイ(成人誌)のWeb版なので、ストーリーもそれなりにしっかりしていて、単純な勧善懲悪になってないんです。

正義超人と悪魔超人、完璧超人による三つ巴な戦いが終止符を打ち、最後にキン肉マンが言うわけです。

もしかしたら・・・この世に絶対的な正義などないのかもしれん。だって我々だけじゃない。あんたら完璧超人も悪魔超人もそれぞれの言い分に理があった

今回の戦いに関していえば誰にも悪意は一切なかった。誰も間違ってはいなかった

「 それぞれの主義を通すため」に闘っていたというお話な訳ですね。で、それが今回の経産省のアレや最近よく見るなんちゃら学園絡みのニュースでのいろんな方のコメントやSNSの投稿と妙にリンクしましてね。

世の中いろんな考え方の人はいる。それぞれを尊重してこちらからは変に攻撃したり差別したりはしないけど、自分の考えはしっかりと伝える。なんてのがいいのかなぁと思うわけです(超人みたいに闘うことで分かり合わなくてもいいので)。

 

とりあえずまぁキン肉マン読んでないなら是非。