よく読まなくても分かるようにすること

f:id:smallstart:20170203144624p:plain埼玉でホームページ制作やってます、スモールスタートの山崎です。

ムスメ→ムスコ→ヨメと我が家のインフルエンザが進行し、現在ムスコとヨメが寝込んでいる状況なので、買い出しだのなんだのはもっぱら私の役目となっています。

そんな中ドラッグストアに行きポカリスエットと10秒チャージ的なゼリー、あと自分の目薬を買いに。この店は初めて来たところだったんですが、コピーが安いのを知ったので収穫だったなと。モノクロ5円は他にもあるところ知ってますが、カラー30円はいいな。ここ24時までやってるようだし・・・。

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で、今日はそんなドラッグストアでトイレに行った時に見かけた壁貼りポスターのお話です。

そんなにまじまじと市販薬のパッケージを見たことが今までなかったのですが、絶妙な位置(説明は省略)にポスターがあったので、つい見入っていたんです(上の写真です)。

「薬のパッケージって、シンプルだけどすごく分かりやすくできてるんだなぁ」なんて思ってしまいましてね・・・。

【どういう症状に効くのか?】【誰向けの製品か?】を回りくどい説明無しに伝えて、他の似たような薬との違いとかにも触れていて・・・なにげに理想的なパッケージなんだなぁなどと。

そして店側が作ったポスターもなかなかに。頻尿に効く2種類の薬を「錠剤」か「内服液」かで分類し、タイプ別にオススメしているんですが、イラストもついていて(しかもその部分だけフォントを変えてメリハリをきかせているところもいい)なんかすごく分かりやすいんです。

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帰宅後気になったので、「市販薬」で画像検索。そりゃぁPOPだらけの店先に他社の類似製品を一緒くたに並べられて、そんな状態で手にとってもらえるようなデザインにしないといけないんだもの・・・そんな状況なら確かにいちいち細かい説明を盛り込むより、【誰の何に効く】をシンプルかつ目立つようにしたほうがいいよな。まさに一発勝負な世界とでも言いましょうか。

しっかりと論理立てて説明する前の段階として、この緊張感のある一発勝負があって、そこをくぐり抜けるためには【よく読まずとも分かるようにする工夫】をする必要があるんだなと。

ちなみに画像検索もいいけど、店先で見比べたりするのも勉強になるなぁと。POPって上手い人が作ったものだと何かが違うんですよね。