取材と事業運営のヒントは「Don't think. Feeeel!」なのかもね

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埼玉でホームページ制作やってます、スモールスタートの山崎です。

先日ホームページを作るにあたってお客様にヒアリングしたときのこと。どのように自社やサービスを伝えるかのイメージが浮かばずに困った・・・てな話になるかもしれないので、念のためある程度の仮シナリオを事前に作っていて。ただよくよく話をおうかがいしていると仮シナリオの「カタ」にはどうもはめられなさそうな気配が。

そこで一旦仮シナリオをリセットして、フラットな状態からのがっぷり四つで向き合おうと。すると(よく分からないとおっしゃっていたものの)打ち出しやコンセプトのヒントとなるようなキーワードがポロポロとでるわでるわ・・・。

打合せ後帰り道を自転車走らせながら「一人反省会」で振り返ったりするんですが、そこで思ったことはこんな感じでして。

  • ひとまず糸口が見えてきて良かったというのもありましたが、(自分もそうですが)なかなか自社・自分の事って分からないものだよなぁ
  • 業界的な固定観念とか(コンサルタントはかくあるべし・・・的な)各種しがらみ等【ヨロイ】を外しきれてない状況でのヒアリングでは表面的になってしまいがちだなぁ
  • 「確認(仮説検証)のための取材」だけでなく「探るための取材」など一口に取材/ヒアリングといってもやり方は色々あって、どのアプローチで行くかは相手による
  • 逆にヨロイを着けたままホームページを作る場合は、定石や理論・セオリーに基づいて作る方が納得感高いのかな?

と同時に運営上もっとこういう風にした方がお客様が喜ぶんだろうなぁというシグナルもなんか感じ取れた気がしまして・・・。これは正面切って「御社のニーズはなんですか?」と切り出してしまったら導くことができないものだったろうな。神経を研ぎ澄まして、面と向かった時の表情や空気感から感じ取るようなものなのだろうなと。

・・・いわばブルース・リーの「Don't think. Feel!」のような世界だななんて。

・・・経営や事業運営などに関しても同様で、定石や理論、コッチの都合や表面的な言葉だけでなく、フラットな状態で神経を研ぎ澄ましてホンネに寄り添うの方がいいこともあるんだなと。

あ、そういえば楽器演奏の上達のコツとかにも似てるかも。学生時代(ジャズ研)に、「理論もいいけど、それよりもセッションを重ねることで・・・」みたいな話とか先輩から居酒屋の席で聞いたなぁ・・・。

・・・とりあえず今日はこの辺で。