初めて行く展示会のハシゴは、なかなかに刺激的でして

f:id:smallstart:20170805190256j:plain

実は一昨日から今日まで子ども達は学童のキャンプ。そんなこともありまして自由に動ける日だったり。

ってことで、なにかないかなぁと色々調べていたら、こんなのがあると知り、行ってきました。ちなみに隣でデザインフェスタもやっていたので、そちらにも。

正直現在の仕事をする上ではあまり関係ない分野ではありますが、なんとなくあこがれのようなものはありまして。【ミニチュア系の何か+IoT】や【実用性のある手工芸+IoT】とか【音系の電子工作でなにかしらグッズ】とか作って販売とかできたらなぁとは思ってるんですが、プログラムがネックでして・・・。

f:id:smallstart:20170805191442j:plain

 

いや、どっちも面白かったです。最初にデザフェスに行って、ほとんどアクセサリー系だったので場違い感は多少あったんですが、所々。個人的に一番のツボだったのがこれ。LEDを仕込んだ桐製のミニあんどんで、ご自身の描いた絵を差し替えたりできるというもの。

販促グッズ制作業者としての自分(これ、OHPシートに印刷したものに差し替えたら看板できるじゃん)と、マーケターな自分(絵そのものを売るんじゃなくて、Appleみたいなプラットフォーム型にして絵を提供してるのね・・・)と、100均マニアな自分(・・・これ、上手いこと組み合わせて作れそう)と、あらゆる立場の「自分」が一斉に喰いついた展示でした。

f:id:smallstart:20170805192546j:plain

あと、レーザーカッターで加工して・・・なものが結構あって、いつかは欲しいなぁと思うように。

ちなみに、「ねじなめんなよ」の浅井さんも出展していました。コマ大戦絡みのお話をちょこっとさせていただきました。

f:id:smallstart:20170805193518j:plain

 

で、Maker Faireの方に移動。

こういうの、たまらんですよね。いつかこういうの作って「しかけづくり」のプロモーション動画にして・・・とかやりたいもんです。

f:id:smallstart:20170805193751j:plain

そんなのとか「Raspberry Pi」絡みの諸々があって、いいなーいいなーと眺めていたんですが、1つ具体的に喰いついたのがこれ。

f:id:smallstart:20170805194231j:plain

このカッター、切るためのモノではなく段ボールに折り目をつけるためのものでして、これでスジをつけると段ボールにもかかわらず結構細かいものが作れるというもの。

どこで売られているか気になって聞いてみたところ、対面販売のみ(全国に4つほど取り扱ってる小売店があるそうです)。実際には歯の部分を作られている方なんですが、結構ガッツリと話し込んでしまいまして。

ちなみにこれ、6000円します。ただ、そこに込められたストーリーや、ちょっとした小物が作れたり・・・な実演とか、シリアル番号で管理されているなんて話とか、購入した時のパッケージも一品一品手作りだったりとか(実は私今回購入したのが一番上の写真なんですが、パッケージの内側、Amazonの箱でした)、購入者の顔が見える状態なので、購入者同士の交流とかもあったりとか・・・なんかスゲーなと思わず衝動買いしました。

f:id:smallstart:20170805195424j:plain

浅井さんとお話していた時に「Maker〜の方が変人多い」的な話が出たんですが、まさに! シリアル番号つきのカッターって・・・。

まだ自分の中で消化できていない感じですが、結構な刺激を受けて帰ってまいりました。

「車輪の再発明」と素材集を使ったデザイン

f:id:smallstart:20170804092416p:plain

今日は昨日に引き続き某商工会さまの会員募集チラシ(の表側3パターン)を作る日。ひとまず完成です(まだ仮なのでぼかしてます)。

f:id:smallstart:20170804160100p:plain

 作っていて思ったのは、ホント素材集様々だわと。1つ1つパーツを作ったり写真撮ったりするところからはじめたらたぶん3倍以上時間かかるだろうし・・・(あと予算も跳ね上がりますよね)。

そもそもこのチラシの場合、一番の目的は「カッコいいもの・凄い物を作る」のではなく「会員獲得」なのでね。情報を見やすく・分かりやすくな部分はもちろんキッチリやるところなのですが、そこ以外においては「ダサい・ひどい・味気ない」から脱却していればいいのかなと。既に結構なクオリティーでパーツがあるならばソレを利用しない手はない。

っていうのを一言で言い表した言葉があったような・・・と思いだそうとするも浮かばなかったので検索。これこれ。

車輪の再発明 - Wikipedia

これは「広く受け入れられ確立されている技術や解決法を知らずに(または意図的に無視して)、同様のものを再び一から作ること」って意味で、よくSEやプログラマが使うことばなんですが、まあ確かにそうなんですよね。

ホームページ制作でWordpressやJimdoを使っている時点で「再発明をしていない」訳ですが、「本当に新しい物を作ろう!」という時以外は使っちゃいますしね。でもそれでいいんじゃないかなと。

WordpressやJimdoがあるおかげで「よし、ならば試しにやってみるか」と動き出す人も実際いらっしゃいますし、世の中の便利な諸々もきっとなんらかの「車輪」を利用してコストを下げて本来こだわるべきところにリソースを集中させているんでしょうし。

「完全オリジナルこそが正義!」な人もいるとは思いますが、もちろんいろんな考え方はあるということでいいのかなと。

そういえば音楽制作の世界も「打ち込みは邪道」「ループや素材集使うのは邪道」みたいな考え方ってありますね・・・。

公的機関の会員募集チラシにもの申す、といいますか・・・

f:id:smallstart:20170803210450p:plain

今日はとある商工会様の入会案内チラシ作成をメインに。この日(下記リンク)に打ち合わせした案件で、切り口を変えて3種類作って・・・の裏側(これは同じモノ)を。

ちなみに私がこの手のモノを作る時は、【文言やキャッチコピーも含め一旦よかれと思うものを作りますので、それをたたき台にして次回打合せの時にすりあわせしましょう】という制作の流れでございまして(この方がてっとり早くていいでしょ?)。

今日は商工会の指導員さんになった気持ちで、「どうしたら会員さん増えるかなぁ?」と考えつつ、文言や素材選びなどをしていました。

f:id:smallstart:20170803193348p:plain

例によってフリーのアイコンAdobeStockで買ったベクター素材をフル活用な訳ですが、今回のチラシを作るにあたって他の商工会や商工会議所、公的な中小企業支援機関などのサイトやチラシ(「商工会 チラシ」で画像検索)を参考にしながら・・・といきたいところなんですが、正直あまり参考になるものがない!

というのも、(自分もその業界渡り歩いてたのでまぁそれなりに実情分かりますが)えてして一般的に公的機関の会員募集チラシってほとんど

  • そもそも「チラシ」じゃなくて「資料」なもの
  • その「資料」を見栄え良くしただけのもの

なんですよねぇ。「チラシを読み進めてもらうために何をどう載せ・見せるのか?」とか「その後どのようなアクションをしてほしいのか?」という視点で作られたものが少ないといいますか。

会員獲得に関しての成果目標が個人レベルまで落とし込まれていなくて、評価や給料にもそれが反映されていない(からチラシ制作に緊張感がない)という制度・仕組みの部分も原因の1つだと思います。いわゆる責任の所在が明らかでないために自ずと職員個人としての優先順位が低いってヤツですね。

※あ、セミナーとか個別のプログラムに関してはむしろ担当者が決まっていて、善し悪しが分かってしまうこともあり結構しっかりしたチラシは多いですよ。中途半端な民間のセミナー屋よりよっぽど分かりやすいチラシになっていることが多いです。

あとは【商品】そのものがそこまで練られていないので、どう売ったらいいか分からないみたいないわゆるマーケティング的なお話もあるでしょう。「マーケティングの4P」の最初のP(Product)がぶれるとその先が・・・みたいな。

さらにマーケティングでいうと、【顧客目線】の欠如なんてのもあるでしょうねぇ。

 

 

・・・と参考になりそうなものを探していたところ、なかなかピンとくるものに出会えなかったので愚痴りまくってますが、まぁ『自分でその辺考えて作りなさい』という「販促の神様」からのお言葉なんだろうと。そう思って今日は元となる資料を見ながら文言やデザインをひねり出していました。

 

自分なりにベストは尽くしたので(まだオモテ側3種類作ってないですが・・・)まずはたたき台としてはこの辺でいいかなと。

いやぁ、ホント「中の人目線」で販促物作るのって、楽しいわ。(予算等含め)色々ありますが、その条件の中でどうすればよりよい成果が出せるのか?とかを考えるのって、ウデの見せ所ですし。「自分は単なる見映えだけの制作業者ではない」というアイデンティティーを再確認できますし。

 

っていうか、本来なかなか売れなくて困っている企業さんの駆け込み寺として機能するはずのその手の支援機関なんだから、自分のところのマーケティングに関してもっとシビアな目でビシッとやりましょうよ・・・なんてエールも込めつつ。

1日中事務所だったけど、なんだかんだ

f:id:smallstart:20170802194410j:plain

今日も自分を信じて営業メールの送信、心が折れかけたら筋トレでカラダをいじめてごまかして・・・な日。途中好奇心でココナラやストアカなどだと、いくらくらいでどんな人達がどういうことをしているのかリサーチしに行って・・・見なかったことにしたり(笑)も織り交ぜつつ。

夕方からペライチの練習とシェア用ということで、こんな1枚もののページを作りました。有料版でないとフォームを使ったり、HTMLエディットができないので作り込みはできませんが、ある程度の割り切りと用意する画像次第でササッと作れます。

8月のしかスモ感謝デーのお知らせ

ちなみに

8/8(火)がシェアスペース ヴィアート(つくば)で
8/22(火)がいつものコワーキングスペース7F(大宮)です。

 

あ、あと今朝方参加しているバンドの新曲が、映像付きでYouTubeにアップされましたのでひとまずご報告。苦労の割りに見てくれる人少ないとさみしいので見てやってください・・・。

爽やかな夏曲に仕上がってます。

という感じで、ただただ家で作業している日ではあったものの、色々動きはあってよかったのかな? 営業メールの返事来ればなおのこと・・・ではあるけど。

たまに泣くと色々スッキリするよね

f:id:smallstart:20170801020945p:plain

さて今日から8月、今月こそはの気持ちでメールを書き送信ボタンを押すのをひたすらやってました。

ちなみに昨晩は、年に数回突発的に来る「夜な夜な音楽を聴きまくって涙する日」になってしまいまして・・・だいたいYouTubeで動画を見ている流れで、何かが引き金になっておすすめをたどってしまうんですが、なんせ昨晩の話なんで何聴いたのか下のリンクのもの以外は忘れてしまっているという。

ただ今回の「夜な夜なYouTube」で思ったのは、「泣くと浄化される?」なんてこと。妙にスッキリしたんですよね。

ってことで検索したら、本当にそのようでして、デトックス効果があるそうです。

さらにいうと「特に感動で流す涙」がいいらしいです。

ところで私には何でか分からないけど聴くとパブロフの犬のように泣けてしまう曲がいくつかあって、昨晩はこの辺の曲にやられました。

特にコレ。ただでさえいきものががりな上に、裏メロのストリングス。そりゃ泣くだろ。コレに子どもコーラスとか上手いオルガンとかが入ったら確実にやられる。

ってことでスッキリしていい感じに8月のスタートが切れたなぁ、今月も張り切ってまいりましょう。

今月中には・・・

f:id:smallstart:20170731183340j:plain

今日は平日にもかかわらず某曲のミックスをやってました。基本土日でやるように自分ルールを決めていたんですけどね・・・やっちゃいました。

というのも、今日で7月終わりじゃないですか。で、私の7月はいろいろ仕事はしていたものの、売上とかの数字面でいうと実に厳しい月だったんです。なんなら明日(8月)から生まれ変わるつもりでいかないと・・・ってくらいの。

そんなのもあって、とにかくこの曲は今月中に仕上げて、明日からはまた心を入れ替えて仕事に打ち込むようにしたいと。

 

こういった月の変わりでもなんでも、なにかしらの区切りとして、いい流れに変えるキッカケにしていきたいよなぁと思います。

さぁ、明日から8月だ。

『ザ・シェフ』が止まらない

f:id:smallstart:20170730192758p:plain

今日は日曜日、スイミングと野球の送迎をやって、その合間に曲のアレンジといういつものやつを。で、さらにその合間にKindle Unlimitedで『ザ・シェフ』を読んだりしてました。ちなみに4〜5日前から『ザ・シェフ』を読み出して、全41巻あるうちのようやく32巻まで来ました。

ザ・シェフ - Wikipedia

法外な報酬を受け取る、臨時雇い専門のニヒルな天才シェフ・味沢 匠(あじさわ たくみ)を主人公とする料理漫画で、料理を通した人間模様を追求した内容。1話完結型で大体同じ内容、水戸黄門などの時代劇のように流れも大体同じなんですが、つい見てしまうんですよね。

昔は床屋とか喫茶店によく置かれてて、手持ちぶさたな時とかに読んだなぁ、という記憶があったので読み出したんですが、止まらないんですよ。

(普通に面白いんで見ちゃってるんですが)企業のコンテンツ作りを生業としているものとしての目線でいうと、「ワンパターンだけどついつい見出して止まらない」コンテンツって強いななんてのは思いますね。やっぱり安心感がある。

昔だと時代劇やウルトラマンドラえもんとかから始まって、最近見たものだと(あえてそうしてるんでしょうけど)妖怪ウォッチとかがそれにあたるのかな?

妖怪ウォッチでいうと、

  • 何かおかしい
  • ケータが気付く「コレは妖怪の仕業だよ」
  • ウィスパー「そんなことはな・・・えぇぇ!?」
  • 妖怪とのバトル
  • いろいろあって妖怪メダルもらう

ってパターンだし、ドラえもんの場合は

  • なにかあってのび太が悔しがる・怒る
  • ドラえもーん助けてー
  • <何か道具>
  • メリットを享受(説明聞かずに)
  • やりすぎ・いきすぎでなにかしらトラブル
  • オチ

とかですよね。

こういう鉄板のフォーマット(テンプレート)の中でバリエーションを変えていくつも話を積み上げているわけですが、こうしたものの方が長編とか入り組んだストーリーものと比べて寿命長いような気も。

作る側からすると、ある程度枠が決まっていて自由がない状況なんですが、だからこそ作りやすいのかなと。「最初の入口」「毎回変わる道具や妖怪」部分を思いついたら、あとは流れが自ずと・・・でしょうし(ただ、本人の飽きの問題やスランプの時とかは辛いだろうな・・・というのも何か分かる気がします)。

この手の「フォーマットを活かしたコンテンツ作り」は自分がシゴトをする上でも、何か参考になりそうなところがあるかもなと。